入局後の進路

専攻医

 新卒の方は現在、新臨床研修システムとして全国の研修指定病院で研修することが義務付けられています。当医局では初期研修終了後の3年目に後期臨床研修医(専修医)として医局員を採用しています。研修システムは消化器外科医を育成するために最適なものであり、また、外科学会専門医取得を視野に入れたカリキュラムでもあります。
 当科入局後の3年間の研修内容は別項の通りであります。当科を約2年間、胸部外科(心血管、呼吸器、内分泌)3〜6ヵ月(外科専門医に必要な単位取得までの期間)、関連病院研修などを経て、早ければ卒後5年を経過した段階で日本外科学会専門医資格の取得が可能となります。
 また、この間の収入ですが、専修医は病院の職員となり、給料は保証されております。さらに関連病院での当直や外来・手術の手伝いなどもあり、経済的な不安なく研修に打ち込めます。
「平成30年度専修医募集要項と処遇等」についてはこちら

研修医終了後の進路

 専修医の期間は2年間ですが、その終了後も当科での研修を引き続き行い、5年目で進路を選択する事になります。第一の進路は引き続き臨床研修を行うコースで、消化器外科の派遣病院に外科医として4年間程度派遣され手術手技、各種検査の修練を行います。第二の進路は、病棟を離れテーマを決めて2年間程度研究を行い、学位(博士号)を取得するというコースです。論文が纏まった時点で臨床に復帰し、派遣病院での研修になります。なお、第一の進路を選択した場合も途中で研究活動に入ることも可能です。そのほか、自分の将来像に合わせたプログラムを個別に進めることもできます。
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大学院

 臨床の大学院は研修医終了後に入学資格を得る事ができますが、現在当科では入局後はしばらく臨床研修を優先させ、その後本人の希望を考慮して大学院に進学してもらっています。

認定医・専門医

 日本外科学会の専門医は研修医修練期間を含め5年間、指導医は卒後14年で取得可能です。
 日本消化器外科学会の専門医は外科専門医取得後3年以上の臨床経験および筆記および面接試験で、また、指導医は卒後11年で取得可能です。
 その他、日本消化器病学会専門医、指導医、日本消化器内視鏡学会専門医、指導医、日本大腸肛門病学会専門医、日本肝臓学会専門医、指導医、日本内視鏡外科学会技術認定医などがあります。これらの資格は現在在籍している教室員のほとんどが各専門分野に応じて取得しております

専門領域

 卒後約10年で消化器、一般外科医としての研修を終え、その後専門分野での臨床および研究を行います。

学会発表、論文作成など

 専攻医期間中より随時、学会発表の機会を与えます。もちろん上級医が責任を持って指導にあたり、また、論文作成のノウハウも伝授いたします。学会認定医・専門医取得の受験資格を得るためには、学会発表・論文作成は不可欠なものであり、それがなければ外科医としての将来の選択肢が狭まってしまう可能性があります。当教室は若い外科医に最適な環境を提供し、外科の学問としての側面も理解させるような教育を行っています。

【連絡先・問い合わせ先】
消化器外科 医局長 金沢義一
kanazawa-y@nms.ac.jp
TEL 03-3822-2131(代表) 内線6752
FAX 03-5685-0989