論文抄読会

第3回消化器外科論文抄読会を開催(2024年6月22日)いたしました。

2024年6月24日

開催日:2024年6月22日
司 会:川野陽一先生
指導医:横山康行先生
発表者:春名孝洋先生

論文名:Role of extracellular matrix structural components and tissue mechanics in the development of postoperative pancreatic fistula
掲載雑誌:Journal of Biomechanics 128 (2021) 110714

今回の発表は大学院4年生の春名先生にやって頂きました!
春名先生は病理診断科で研究活動も行っており、臨床と基礎研究どちらの要素も入った論文を選んでくださいました。
普段、適当な性格ですが仕事はきっちりやる春名先生らしさが出ています!
内容としては膵頭十二指腸切除術後の術後膵液瘻の予測因子やmechanical propertiesを臨床的因子や機器的、病理学的に解析した論文でした。
膵臓手術の永遠のテーマである膵液瘻について、医局員皆で議論が盛り上がりました。また、近年がん治療や再生医療で注目されている細胞外マトリックス(ECM)についても示唆があり、非常に勉強になる回でした。

消化器外科論文抄読会
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