診療内容

食道

 食道疾患は、経験豊富なスタッフによるチーム医療方式で診療を行っています。食道癌の手術では、体にやさしい鏡視下手術などの手術法も取り入れています。2023年からは最新のDa Vinci システムを導入した食道癌ロボット手術を開始しています。手術後は専門的な呼吸循環管理を行うために集中治療室との連携体制を整えています。手術以外の治療法では、内視鏡治療、放射線治療、化学療法などがあり、内科、放射線科と共同で総合的に行っています。また、食道炎、食道裂孔ヘルニア、アカラシアなどの良性疾患の治療も外科的治療だけでなくさまざまな方法で行っています。

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胃、十二指腸

 当院では、患者様への負担が少ない腹腔鏡下手術を積極的に行っています。この手術は腹壁に数カ所の小さな穴を開け、腹腔鏡と電気メスなどを使用してモニターを通じて行うため、切開が小さく、術後の回復が速いです。出血や痛みも少なく、美容的な影響も最小限に抑えられます。
 2023年からは、これに加えて胃癌治療に最新のDa Vinciシステムを導入し、ロボット手術を開始しました。この最新技術により手術の精度が向上し、安全で確実な治療が可能となります。
 患者様の状況に合わせた治療プランを提案し、内視鏡手術も積極的に行っています。胃癌のほかにも、胃・十二指腸潰瘍やヘリコバクター・ピロリ菌の診断・治療まで、当院は幅広く対応しています。
 当院では、患者様が安心して治療を受けられるよう、全ての治療プロセスを丁寧に説明し、質問や不安にも真摯に対応しています。どんな小さな疑問も、お気軽にご相談ください。

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小腸、大腸、肛門

 大腸がんを中心に、直腸脱、腸閉塞、省庁腫瘍など幅広く対象疾患としています。当科では日本内視鏡外科学会の認定する技術認定(大腸)取得医師が多数在籍しており、とくに大腸がん手術では、自律神経温存や肛門機能温存を考慮した手術や腹腔鏡手術、経肛門的低侵襲手術など患者様個々の病状に合わせたオーダーメイドの治療を行っております。
 またの遠隔転移を有するような進行大腸がんに関しても、各臓器の専門チームと連携しながら、患者様の病態ごとに最善となる治療方針を組み立てるよう努めております。

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肝、門脈、脾

 肝がんを中心とした肝臓の病気に対する治療法は多岐にわたっております。当科では外科手術はもちろんのこと、血管造影を利用した治療法、腹腔鏡を利用した治療法などを、内科あるいは放射線科と協力しながら患者さんのニーズにお応えできるよう、あらゆる最新の治療法を行っております。さらに難治性の肝疾患に肝移植も導入し、良好な成績が得られております。
 門脈圧亢進症特に食道・胃静脈瘤および脾疾患に対しても、外科的手術はもちろんのこと、内視鏡的治療、血管塞栓療法、腹腔鏡下手術など、あらゆる治療法を患者さんの病態に応じて選択、あるいは組み合わせて行い、良好な成績が得られております。

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胆、膵

 胆道系疾患とは、肝臓から十二指腸に至る肝外胆管と胆嚢より発生する疾患です。良性疾患として胆石症、胆嚢炎、胆管炎、悪性疾患として胆嚢癌、胆管癌が主なものです。
 胆石症(胆嚢結石、総胆管結石)に対しては、1991年以来腹腔鏡下手術を行っており、現在まで1,000余例の手術を行い患者さんのQOLに貢献してきました。現在では胆石症手術の90%を腹腔鏡下手術で行っています。また、総胆管結石に対しては、内視鏡による治療(結石の摘出)も行っています。
 胆嚢癌、胆管癌に対しては早期診断、早期治療に努め、個々の患者さんの病態に適した術式を選択しています。また、非手術的治療として胆管ドレナージとステントによる治療を行い、チューブフリーとすることで患者さんのQOLに貢献しています。
 また、膵疾患に関して、主に膵臓の腫瘍(膵癌、嚢胞性膵腫瘍、内分泌腫瘍)と炎症性疾患(急性膵炎、慢性膵炎)の診断治療を行います。膵臓は胃の後にあるため現在でも手術以外には人間の目で見ることはできません。また、膵臓は食物を消化する液(膵液)を分泌する作用(外分泌)と血糖などを調節する作用(内分泌)という二つの働きを持っています。そのため膵臓病はさまざまな症状が出現するうえに、診断が難しく、また手術も複雑なものが多いため、その治療には専門の知識が要求されます。特に、膵癌は年々増加してきていますが、進行癌では治療成績は満足いくものではありません。しかし、治癒しやすいものもあるため、正確な診断と患者さんに一番適した治療を行うことが最も大切です。

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上記すべての分野において、我々は数多くの臨床試験に参加し、先進的医療を行っています。