教授からのメッセージ

大学院教授、消化器外科部長

吉田 寛

 2018年4月に日本医科大学外科学(消化器外科)/消化器外科学の大学院教授に就任いたしました。私の一番の目標は、優秀な消化器外科医の育成です。そのためにまず真摯に臨床や研究に向き合うことができる医師の養成を目標とした外科専門医研修プログラムの作成に着手いたしました。

 具体的には、3年間の外科専門研修プログラム期間中に、臨床医としての基本的知識・技術・プライマリーケアとともに、一般外科・消化器外科研修を行います。プログラム内では外科5科(消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・内分泌外科・乳腺外科)が密接に連携を取り合っているため、消化器外科以外の領域も適切な期間に経験を積むことが可能です。また、基幹施設である付属病院 消化器外科では、大学病院としては日本トップレベルの豊富な症例(1,465件/年、2019年実績)の手術を行なっており、卒後6年目で日本外科学会専門医の資格を確実かつスムーズに取得することができます。

 外科医は手術だけが出来れば良いわけではありません。この研修期間を通じて、一般消化器疾患を取り扱う上で必須である消化器内視鏡検査(2ヶ月)、超音波検査(1ヶ月)などの基本的診断手技も習熟することができます。手術は元より診断から周術期管理まで、全てをしっかりと習得できるプログラムです。

 外科専門医取得後は、それぞれの医局員の目標(消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定、肝胆膵高度技能医、小児外科医、研究者、診療所開設など)に向け、自由度の高いプログラムを構成することが可能であり、一人ひとりが効率よくキャリアアップでき、日本を代表する優秀な消化器外科医となれるような環境を用意しました。