主な病気とその治療

肝臓がんと診断された患者さんへ

~当院における肝切除術の実施状況~

 肝臓がんは肝臓にできる悪性腫瘍で治療が必要です。肝臓がんは肝臓の細胞が癌になる原発性肝がんと肝臓以外の臓器の癌細胞が肝臓に転移してくる転移性肝がんとに分けられます。どちらも手術による肝切除が検討されます。

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大腸がんの患者さんへ

「腹腔鏡下大腸切除術」

当施設の大腸がんの手術件数は、大学病院として日本屈指の件数を誇ります。
豊富な治療経験を元に、患者さんに負担の少ない腹腔鏡下大腸切除術や個別化治療に積極的に取り組んでいます。

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閉塞性大腸がんの患者さんへ

「大腸内視鏡ステント治療」

閉塞性大腸がんに対する治療法として,これまでは緊急手術で人工肛門を造設するのが標準的でしたが,手術ではなく内視鏡を用いて筒状の金属をがん部に留置する大腸ステント治療が可能となり,当科では多くの患者さんに行っています。

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胆石・胆嚢ポリープの患者さんへ

「腹腔鏡下胆嚢摘出術」

胆石症や胆嚢ポリープに対して胆嚢ごと取り出す手術です。
「腹腔鏡下」とは従来のお腹を大きく切る方法(開腹手術)とは違い、臍を含めてお腹に小さい穴(2-3mm)をあけて行います。
当院では臍部をきれいに縫う方法を独自に考案し、術後の痛みが軽いだけではなく、傷跡も目立ちません(個人差はあります)。
入院から退院まで約1週間です。

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鼠径ヘルニア(脱腸)の患者さんへ

「鼠径ヘルニア根治術」

ヘルニアとは体内の臓器が本来あるべき部位から飛び出した状態のことを指します。その中でも消化器外科領域におけるヘルニアとは、腹部に先天的もしくは後天的に弱いところから腹腔内容物(腸管や脂肪等)が飛び出すことをいいます。とくに、足の付け根の鼠径部に生じたものを鼠径ヘルニアといいます。

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