外科専門研修プログラム

当科では、外科専門医資格の取得と、将来的な消化器外科専門医資格の取得を目的とした、専門医育成プログラムを実施しています。
「豊富な手術症例と幅広い臨床経験」という大学病院ならではのメリットを最大限に活用していますので、最短期間で専門医資格が取得できるプログラムです。

日本医科大学外科専門研修プログラムのご紹介

❶日本専門医機構 新専門医制度 外科専門研修プログラムとは

初期研修医(2年間)修了後、日本外科学会 外科専門医を取得するために専攻する3年間のプログラムで、2018年4月に始まりました。この間、350例の手術経験(うち120例は術者として)を、各領域(消化管および腹部内臓、乳腺、呼吸器、心臓・大血管、末梢血管、頭頸部・体表・内分泌外科、小児外科、外傷)で修練します。2024年度現在、全国には244の外科領域専門研修プログラムがあります。

❷日本医科大学 外科専門研修プログラム

日本医科大学付属病院を基幹施設(統括責任者:吉田寛)とし、北海道〜沖縄までの41連携施設から構成されています(図1)。本プログラムは消化器外科・心臓血管外科・呼吸器外科・乳腺科・内分泌外科の5外科が診療科の枠を超え連携をとりながら、バランスのとれた外科専門医を育成することを目標としております。

❸プログラムの特徴

将来の専門領域(消化器外科、乳腺科など)が決まっている医師は当然のことながら、決まっていない医師も研修ができます。これまで(2018年〜2024年)、63名の専攻医を採用しました。特に消化器外科コースでは、他のプログラムでは類を見ない付属病院消化器内科での消化器内視鏡研修(2ヶ月)と付属病院生理機能センターでの腹部超音波研修(1ヶ月)を含んでおり、内科に負けない診断能力を有する消化器外科医を育てています。今年、新専門医制度最初となる外科専門医が誕生し、次のステップ(日本消化器外科学会 消化器外科専門医)を目指すことになります(図2)。

◆外科研修プログラム(具体例)

消化器外科コース(基幹施設主幹型)

1年次 2年次 3年次
基幹施設* 連携A or B

*基幹施設在籍中に消化器外科、心臓血管外科、呼吸器外科、小児外科、乳腺外科、内分泌外科、総合診療科、 内視鏡センター、高度救命救急センターを必要に応じて研修します。

消化器外科・小児外科コース(連携施設A主幹型)

1年次 2年次 3年次
連携A 基幹施設 連携A 連携A or B

消化器外科コース(連携施設B主幹型)

1年次 2年次 3年次
連携B 基幹施設 連携B

救命救急とのダブルボードも可能です。
Acute Care Surgery専門医プログラムを中断し、2年次から外科専門研修プログラムを開始することもできます。

基幹施設

日本医科大学付属病院

連携施設A(連携A)

日本医科大学千葉北総病院、日本医科大学武蔵小杉病院、日本医科大学多摩永山病院

連携施設B(連携 B)

会津中央病院、神栖済生会病院、さいたま市民医療センター、秩父病院、埼玉県立がんセンター、塩田病院、国立がん研究センター東病院、博慈会記念総合病院、花と森の東京病院、平成立石病院、東戸塚記念病院、海老名総合病院、中頭病院、南町田病院、金地病院、静岡県立こども病院、四街道徳洲会病院、聖路加国際病院、東京デイサージェリークリニック、関東中央病院、荒川外科肛門医院、本庄総合病院、蓮田病院、座間総合病院、大森赤十字病院、羽生総合病院、かわぐち心臓呼吸器病院、東京臨海病院、寺田病院、河北総合病院、塩田記念病院、令和あらかわ病院、明理会中央総合病院、千葉徳洲会病院、榊原記念病院、やました甲状腺病院、高知医療センター、小林病院

基本領域専門研修プログラム

https://rinken.nms.ac.jp/koki/program.html

日本医科大学外科専門研修プログラム

[PDF]

日本医科大学外科総合サイト

http://nms-dept-surgery.com

◆基幹施設(日本医科大学付属病院)の週間スケジュール

週間スケジュール例
07:30-08:30 術前・術後カンファレンス            
08:30-09:30 回診            
09:00-15:00 手術            
09:00-11:00 内視鏡検査            
09:00-12:30 外来 月曜日〜土曜日の午前か午後の1コマ
12:30-15:30 外来
13:00-15:00 処置            
15:00-16:30 病棟業務            
新専門医制度1
新専門医制度2