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第1回ヘルニアセミナー@付属病院を開催(2025年6月21日)いたしました。

2025年6月30日

鼠径へルニアセミナーを開催しました。日頃より行なっている鼠径ヘルニア手術の技術向上を目指すべく、若手外科医が中心となりセミナーを発足しました。第1回目となる今回は、講師に京都府西陣病院の高木剛先生をお招きしました。高木先生は平成7年本学ご卒業で、EZアクセスやメジャーゼといった医療資材の開発者でもあります。セミナーは2部構成で、第1部は高木先生によるTAPPのLive demonstration、第2部はTAPPについてのご講演をしていただきました。付属病院の医師だけでなく、千葉北総病院、多摩永山病院、武蔵小杉病院からも参加していただき、第1部では、付属病院で一番大きな手術室に、所狭しと外科医が集結しました。

Surgical Skill Seminer

高木剛先生と、今をときめく若手外科医の志鎌先生

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当院最大の手術室が満員になりました

20人以上の外科医に囲まれる中、手術が始まりました。解剖の認識から始まり、手技の一挙手一投足をどのような意図があって行なっているか丁寧に解説いただきながらのLive demonstrationをしていただきました。手術中にも、やる気に満ち溢れた若手外科医からたくさんの質問を投げかけてしまいましたが、その都度丁寧にお答えいただき、勉強させていただきました。

第2部では、講演会場(橘桜ホール)に場所を変え、ランチョン形式の講演をしていただきました。医療機器開発についてや、その開発秘話から始まり、TAPPにおける各パートにおける手技を詳しく解説していただきました。それぞれの手技に対する意図が明示され、こだわりの詰まった講義は若手だけでなく、その指導にあたる中堅外科医にとっても非常に勉強になる講義でした。

記念すべき第1回のヘルニアセミナーの講師として、本学ご卒業の高木剛先生を講師としてお招きし、とても有意義な会となりました。高木先生、本当にありがとうございました。 今後も、若手主導で積極的に勉強会を開いて、日本医大消化器外科を盛り上げていきましょう。

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セミナー第2部:ご講演

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参加者集合写真